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陸上の基本ドリル「アンクルホップ」

陸上競技の基礎ドリルの中でも特に重要とされるのが「アンクルホップ」です。
名前の通り「アンクル=足首」を使って弾む動きで、足首周りの弾性を強化し、走りのリズムやスピードの基盤を作ります。

🔹強調すべき動き

  • 膝や股関節はなるべく動かさない
  • つま先〜母指球で素早く接地し、素早く離れる
  • 踵は地面に着けない
  • 上体はまっすぐ、目線は遠く

一見単純な動きですが、足首のみで弾むために、接地の速さ・地面を押す感覚が研ぎ澄まされます。

🔹効果

  • 足首のバネ強化:スタートやダッシュでの反発が強くなる
  • リズム感の向上:接地の速さ=走りのリズムにつながる
  • 怪我予防:足首・下腿の筋肉が強くなり、捻挫やシンスプリントの防止に
  • 効率的な推進力:無駄な上下動が減り、前への推進にエネルギーを使える

🔹意図

アンクルホップの練習は「走りの基盤を作るため」に行います。
特に短距離の加速局面では、接地が長くなるとスピードが落ちてしまいます。
足首の弾性を高めることで、短い接地時間で強い力を発揮できるようになり、結果的に100mや200mなどのトップスピードの向上につながります。

また、中長距離選手にとっても「省エネで走れるフォーム」を作る大切な要素となります

💡まとめ

アンクルホップは地味に見える動きですが、陸上競技のあらゆる場面で必要となる 接地の速さ・反発力・リズム感を高める万能ドリルです。
「強調すべき動き」を意識して取り入れることで、走り全体のレベルアップにつながります。


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【代表コーチプロフィール】

吉見 侑真(Yuma Yoshimi)
中学時代に陸上競技を始め、高校卒業後、鍼灸師を目指して森ノ宮医療大学に進学。
在学中より陸上・テニス・アメフト・サッカーなど多種目のトレーナー活動に従事。

トレーナー・研究団体『HUREC』にて、先天的な身体連動性に着目した動作調整技術を習得。
東洋・西洋医学を融合させた鍼灸施術と連動性トレーニングを組み合わせ、これまで延べ500人以上のアスリートをサポート。

現在もトレーナーおよび陸上コーチとして活動中。


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