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腸腰筋を鍛えよう!走力アップにもつながる重要トレーニング

「走るときに力が入らない」「姿勢が安定しない」「スピードが伸びない」

そんな悩みを感じている方は、もしかすると**腸腰筋(ちょうようきん)**がうまく使えていないかもしれません。

腸腰筋は、走る・跳ぶ・姿勢を保つなど、日常動作からスポーツ動作まで幅広く関わる「体幹の要」ともいえる筋肉。今回は、腸腰筋の役割や効果的なトレーニング方法をご紹介します。


腸腰筋ってどこの筋肉?

腸腰筋は「腸骨筋」「大腰筋」「小腰筋」の3つからなる、骨盤と背骨をつなぐ深部の筋肉です。

この筋肉がしっかり働くことで、

  • 足を前に振り出す
  • 骨盤を安定させる
  • 姿勢を保つ

といった動作がスムーズになります。

特に、ももを素早く高く引き上げる動作に関与するため、陸上競技やサッカーなどスプリント系スポーツではパフォーマンス向上に直結します。


腸腰筋が弱いとどうなる?

腸腰筋が弱いと以下のような問題が起こりやすくなります。

  • 猫背や反り腰などの姿勢不良
  • 走るときに足が上がらずスピードが出ない
  • ジャンプや切り返し動作の安定性が低下
  • 腰痛の原因になることも…

日常生活でも影響が出やすく、「歩くと疲れやすい」「階段がきつい」などの不調につながることもあります。


腸腰筋トレーニングおすすめ3選

① ヒザ引きつけレッグレイズ

仰向けになり、両脚を交互に胸へ引きつける動作を繰り返します。

ポイントは腰が反らないように腹筋にも軽く力を入れること。

回数:左右各10〜15回 × 2セット


② 立ちヒザもも上げ(マーチング)

片脚立ちでバランスをとりながら、逆脚をリズムよく引き上げます。

スプリント動作のもとになる動きなので、走力アップに効果的です。

回数:左右交互に20回 × 2セット


③ チューブもも上げ

足首にチューブを巻き、膝を引き上げるトレーニング。

抵抗を加えることで、腸腰筋にしっかり刺激が入ります。

回数:左右各10回 × 2セット


まとめ

腸腰筋は、「速く走る」「疲れにくくなる」「姿勢を整える」といった身体パフォーマンスに直結する超重要筋肉。

毎日のトレーニングにちょっと取り入れるだけでも、動きのキレや安定感がグッと変わってくるはずです。

ぜひ今回紹介したトレーニングを日々のルーティンに取り入れて、走る力をもう一段階高めていきましょう!