運動会シーズンになると、
「少しでも速くなりたい」
「走り方を改善したい」
というご相談を多くいただきます。
その中でも特に多いのが、
「もっと早くから準備しておけばよかった」
「運動会直前だけでは間に合わなかった」
というお声です。
実は、足が速くなるかどうかは単純な筋力だけではなく、
“体の使い方”が大きく関係しています。
今回は、小学生によく見られる「走りが伸びにくい特徴」について解説します。
■ 特徴① 腕が横に振れている
小学生に非常に多いのが、腕が横方向へ振れてしまう動きです。
本来、腕振りは前後方向へ行うことで、体を前に進める推進力につながります。
しかし、横に振れてしまうと体が左右にブレてしまい、力が逃げてしまいます。
その結果、
- 前に進む力が弱くなる
- 走りがブレる
- 力みやすくなる
といった状態につながります。
トータルスポーツでは、その場での腕振りドリルを行い、まずは正しい動きを身につけていきます。

■ 特徴② 足が後ろに流れている
「頑張って走っているのに前に進まない」お子様によく見られるのが、足が後ろに流れてしまう動きです。
これは、地面を押す力が弱く、後ろへ蹴るだけの動きになっている状態です。
本来の短距離では、地面を強く押し、自分の体を前へ運ぶことが重要になります。
トータルスポーツでは、
- カラーマーカーを使ったマーク走
- ミニハードルドリル
などを活用し、正しい接地や足の切り替え動作を身につけていきます。
特にジュニア世代では、この「正しい動き作り」が非常に重要です。

■ 特徴③ スタートの合図に反応できていない
短距離では、最初の一歩が非常に重要になります。
しかし、小学生では
- 反応が遅い
- 最初の一歩が弱い
- スタートで立ち上がってしまう
といったケースがよく見られます。
こうした課題に対して行っているのが「変形ダッシュ」です。
様々な姿勢から瞬時にスタートすることで、
- 反応速度
- 瞬発力
- 加速力
を高めていきます。
特に、運動会などの短距離種目では、この最初の数歩が結果を大きく左右します。

■ 年齢によって課題は変わる
走り方の課題は年齢によっても変わります。
低学年では、腕振りや姿勢など基本動作が未熟なことが多く、まずは体を正しく使うことが重要になります。
高学年になると、力みが強くなり、スピードが上がることでフォームが崩れやすくなります。
中学生では、接地や加速局面など、より専門的な技術が必要になってきます。
そのため、年齢や発達段階に応じた指導が重要になります。
■ 一番大切なのは「体の使い方」と「継続」
速く走るために最も大切なのは、
正しい体の使い方を継続して積み重ねることです。
運動会直前だけ頑張るのではなく、少し前から準備を始めることで、走りは大きく変わっていきます。
実際に、
「運動会前にお願いしたけど、時間がほとんどなかった」
というご相談も毎年多くいただきます。
だからこそ、早めに体の使い方を整えていくことが大切です。
■ まとめ
足が速くならない原因は、単純な筋力不足だけではありません。
- 腕振り
- 接地
- 姿勢
- スタート反応
など、体の使い方を改善することで、走りは大きく変わります。
正しい動きを継続して積み重ね、少しずつレベルアップしていきましょう。
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【代表コーチ 吉見侑真プロフィール】
中学から陸上競技を始め、ジュニアオリンピック優勝。
大学ではインカレ出場。現在はトレーナーとしての知識も活かし、体の使い方に特化した指導を行う。
これまで500名以上の指導実績。
【トータルスポーツについて】
キッズ陸上クラブ・単発教室・個別レッスンを通して、子どもたちの成長をサポートしています。