本日の競技場練習は、アンクルホップ→ホッピング→マーク走でフォーム基礎を固め、最後に100m+120m+100mで実戦的に仕上げる構成で行いました。リズム・接地・推進のつながりを意識し、レースに直結する動きを磨いていきます。
アンクルホップ|接地の速さと反発をつくる
- ねらい:足首周りの弾性を高め、素早い接地→離地でリズムを作る。
- やり方:つま先〜母指球で軽く接地し、上下に小さく弾む。上体は起こして目線は遠く。
- ポイント:踵は着かない/頭が上下に大きく揺れない/腕はコンパクトに振る。
- 本数例:ミニハードル5~8台×2〜3本(リズム一定で)。

ホッピング|体幹安定と片脚推進力
- ねらい:片脚で地面を押し続ける力とバランス(体幹の固定)を養う。
- やり方:右脚のみで10〜15回弾む→反対脚も同様。腰の高さを一定に保つ。
- ポイント:接地は真下/骨盤は高く/着地音を小さく。
- 本数例:ミニハードル5~8台×2〜3本

マーク走|ストライドとピッチの最適化
- ねらい:歩幅と回転の“再現性”を高め、トップスピード局面のフォームを安定させる。
- やり方:直線にマーカーを1.4m〜1.6m間隔で10〜15個配置。マーカーを目安に一定リズムで通過。
- ポイント:骨盤高位(ヒップロック)/腕振りと脚の入れ替えを同期/視線はやや遠く。
- 本数例:40〜60m×2〜3本(フォーム優先、速度は7〜8割→後半でピッチを上げる)。
仕上げ:100m+120m+100m
- 意図:加速→巡航(維持)→再加速でレース展開を再現。フォームを崩さず“走り切る”力を伸ばす。
- レスト:1本ごとに5〜7分(技術を保てる回復を確保)。
- キーフォーカス:最後まで骨盤高位/接地の速さ/腕振りの後方強調。

まとめ
基礎(アンクルホップ・ホッピング)→再現(マーク走)→実戦(100m+120m+100m)の順で積み上げると、「跳ねる・押す・走る」が一連の動作としてつながります。練習後は流しや補強で動きを整え、翌練習への“残し方”も意識しましょう。
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【代表コーチプロフィール】
吉見 侑真(Yuma Yoshimi)
中学時代に陸上競技を始め、高校卒業後、鍼灸師を目指して森ノ宮医療大学に進学。
在学中より陸上・テニス・アメフト・サッカーなど多種目のトレーナー活動に従事。
トレーナー・研究団体『HUREC』にて、先天的な身体連動性に着目した動作調整技術を習得。
東洋・西洋医学を融合させた鍼灸施術と連動性トレーニングを組み合わせ、これまで延べ500人以上のアスリートをサポート。
現在もトレーナーおよび陸上コーチとして活動中。
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